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京都の日々々記

京都のこと、写真やカメラをはじめとした趣味のこと、ひとり暮らしの諸々など

ロボットと人工知能の近未来像・SFアクション映画「チャッピー」を観る

映画「チャッピー」を観ました。感想と気になったことを書いてみたいと思います。

ネタバレ無しです。

 

あらすじ

 
「チャッピー」は、近未来の南アフリカヨハネスブルグを舞台とした、SFアクション映画です。
 
世界最悪の治安状況であるヨハネスブルグでは、毎日銃撃をともなう犯罪が多数発生しています。これに対する手段として、人型の自律型犯罪対策ロボット・スカウトが開発され、呪撃戦に挑む警察官とともに犯罪の最前線へ投入され、警察官の代わりとして、ときには警察官の盾として、成果をあげていました。
 
このロボット・スカウトを開発したロボット開発会社の研究員・ディオン(デヴ・パテル)は、ある日個人的に長年研究していた人工知能を完成させます。そして、会社の社長に対し、銃撃戦で大破し廃棄が決定していたスカウトへ、人工知能を搭載する実験をさせてほしいと頼みました。
 
しかし、彼のこの願いは却下されてしまいます。
 
自らが開発した人工知能のテストを諦めきれないディオンは、秘密裏にこの壊れたスカウトを会社から持ちだし、自宅で人工知能を搭載させようとします。
 
ところが、壊れたスカウトの運搬中、スカウトの開発者に警察ロボットを停止させ犯罪により多額の現金を得ようともくろむギャング団(ニンジャ(ニンジャ)・ヨーランディ(ヨーランディ・ヴィッサー)・ヤンキー(ホセ・パブロ・カンティージョ))に襲撃されます。ギャングのアジトに連れて行かれたディオンは、警察ロボットを停止できないことを説明しますが、代わりにロボットに人工知能をインストールし、ギャングの一員とすることを要求されます。
 
そうして、壊れたスカウトに人工知能がインストールされ、世界初の人工知能を持ったロボット「チャッピー」が誕生するのです。
 

見どころ

その1:チャッピー

 
モーションキャプチャによるCG合成で登場する、実質的な主人公・チャッピー。
 
 
はじめは赤ん坊のような精神状態であったチャッピーは、ディオンやギャング団と過ごすことで、徐々に成長していきます。
 
やがて善悪の意識や、深い思いやりすら持ったチャッピー。
 
しかし、チャッピーは壊れたスカウトの体を元にしているためバッテリーの交換ができず、その生はバッテリーが切れてしまうまでしか続かないのでしたが……
 

その2:ギャング団とDie Antwoord

 
犯罪を犯しまくるにもかかわらず、かなり風変わりなファッションでどこか憎めないギャング団。
 
この奇抜なファッションやデザインは、このギャング団を演じる俳優・ニンジャとヨーランディ・ヴィッサーによるラップ・レイブグループ・Die Antwoordと関係がありそうです。(実は、映画内の役名もそのまま。そして二人は役中も実際も夫婦!)
 

matome.naver.jp

 
 
その音楽も、相当個性的であり、この映画の近未来感やディストピア的な荒廃感に一役買っています。
 

その3:ヨハネスブルグ

 
ネットでも話題になる、世界最悪の犯罪都市・ヨハネスブルグ
 
そのヨハネスブルグが舞台ということで、犯罪対策ロボットという設定もピタッとハマっています。
 
もう一つ、ヨハネスブルグの名所(?)といえば、ポンテタワー。
写真右の建物です。
 
 

ポンテシティアパート - Wikipedia

 

matome.naver.jp

 

 

http://www.flickr.com/photos/37583171@N03/3464447663

photo by geoffrey.hancock

 
映画内でも遠景から都市を写すシーンででてくるだけでなく、チャッピーたちも訪れる場所として登場します。これがあの有名な!という感じです。
 

感想

 
チャッピーがなんともいいやつです(笑)。また、ギャング団もいい味を出していました。
 
個人的には、こういうエンディングになるとは想像していませんでしたが、近未来的で面白かったです。この監督・~の作品は、「第9地区」しか観ていないのですが、同じような直球のエンディングではない印象でした。
 

まとめ

 
近未来(設定上は2016年)を描いた、良質なSFアクション映画です。
 
特に、ここでは触れていませんが、ロボットと人工知能以外のストーリーの核心となる部分が、近未来、本当に起こるかもしれないと思わされます。
 
チャッピーは全編CGにもかかわらず、とても画面になじんでおり、本当にその場にいるかのようです。(一方で、もう一種類登場するロボットは映像的にちょっと浮いてるかも。)
 
全編、犯罪や撃ち合いだらけにもかかわらず、それほどダークな印象は受けません。
 
SFに興味のある方もない方も、チャッピーがどうなるのか、ぜひご覧になってください。どんどんチャッピーが可愛く見えてくること請け合いです(笑)。
 
 
以上、ロボットと人工知能の近未来像・SFアクション映画「チャッピー」を観るでした。