京都駅で、福島・喜多方ラーメンの名店「坂内食堂」さんの醤油ラーメンを食べてきました。昔ながらの優しい味で美味しかったので、レポートしたいと思います。
京都拉麺小路とは
すっかり京都のランドマークとなった京都駅ビルの10階に、日本全国のラーメン屋さんが集まるテーマパーク「京都拉麺小路」があります。以前はジョイポリスという大規模なゲームセンターがありましたが、10年以上前に京都拉麺小路に改装されました。
京都拉麺小路へは、京都駅の２階改札を出てJR西日本伊勢丹に入り、すぐ左手のエレベーターからが行きやすいです。ただしエレベーターは２基しかないため、タイミングが悪いと結構待たされます。
以前から人気のスポットであり、御飯時ともなると多くの店に行列ができています。スーツケースを転がしている方も多くおられますので、観光地となっている側面もあるのでしょうね。（むしろこっちがメインか？）
京都拉麺小路にあるラーメン店 
フロアには、北海道から九州までの８つのラーメン店と、カフェ的なお店が３店ほど集まっています。ラーメン店はときどき入れ替わっているようですが、公式サイトによると２０１５年６月現在のお店は以下のとおりです。
札幌：すみれ（みそ）
福島喜多方：坂内食堂（しょうゆ）
東京：大勝軒（とんこつ）
富山：麺屋いろは（しょうゆ）
京都：ますたに（背脂しょうゆ）
大阪：あらうま堂（とんこつ）
徳島：ラーメン東大（とんこつしょうゆ）
博多：一幸舎（とんこつ）
こんな感じで、多彩なバリエーションの全国のラーメン屋さんを一箇所で楽しむことができます。値段は場所代もあってか少し高めですが、全国の味を楽しめるのはいいですよね。
拉麺小路には何度となく訪れているのですが、個人的には徳島ラーメンのラーメン東大さんがお気に入りです。甘辛いすき焼きのようなラーメンに、生卵を入れて食べます。（卵は食べ放題！）ご飯と一緒にラーメンやチャーシューを食べるとなんとも美味です。
以前はつけめんTETSUさんが入っており気に入っていたのですが、いつの間にかなくなっていました（泣）。
坂内食堂のしょうゆラーメンを食べる
今回は、福島・喜多方ラーメンの坂内食堂さんにお邪魔しました。
以前から気になっていたお店なのですが、いつも行列ができており、なかなか入ることができませんでした。この日も少し並んでいたものの、この日はどうしても優しい醤油ラーメンが食べたい気分だったので、食券を買って少し待つことに。
１０分も経たずに入店することができました。
お茶を飲みながらしばし待つと……やってきました！
ラーメンは、予想通りの優しい味わいです。醤油ベースに豚骨のスープで、塩味は少しきつめでしょうか。昔ながらの中華そばを高級にした（笑）感じで、美味しいです。
こちらが人気の秘密は、ラーメンに５枚入っているチャーシューだそうです。確かに赤身の部分はしっかりジューシーで、脂身はトロトロしており絶妙です！個人的に薄味が好き＆脂っこいのが苦手ということもあり、一般的にチャーシューはあまり好きではないのですが、これは美味しくいただけました。
セットで頼んだ炙りチャーシュー丼は、まさに炙りたての香ばしい香りがしていました。うなぎのタレ系の甘辛いタレがかかっており、少し固めに炊かれたご飯と一緒にいただくと、こちらも美味しかったです。
セットについてくる煮卵は半分に切ってあったので、一つはラーメンに、もう一つはチャーシュー丼と一緒にいただきました。
感想
ということで、はじめて喜多方ラーメンを食べたのですが、優しいラーメンを食べたい気分を十分満足させてくれました。一歩間違えると、袋ラーメンのようなチープな味になってしまいそうですが（これはこれで美味しい）、しっかり値段分の価値を感じられる味でした。
なぜ、喜多方という土地にこのような種類のラーメンが根付いたのか興味が湧いてきますね。今度調べてみたいと思います。
美味しい昔懐かしい系しょうゆラーメンを食べたいときは、坂内食堂さんを訪れてみてください！
こんな喜多方の食べ歩きマップも置いてありました。
機会があれば、ぜひ本場・喜多方を訪れてみたいです。
