京都BAL(バル)のリニューアルオープン日が決定!
長らく改装工事を行っていた京都・河原町のファッションビル「京都BAL」のリニューアルオープン日がついに発表されました。
プレスリリースより
京都BALとは
京都以外にお住いの方はご存じないかもしれませんが、京都BALは河原町通りに面するファッションビルです。1979年に営業を開始し、京都では老舗のファッションビルとして認知されています。昨年には京都BALの近くに「京都ANNEX」として、京都初となるFLYING TIGERをオープンさせており、神戸にも同じ系列である神戸BALがあります。
個人的にも好きな場所で、特に大学生の頃は無印良品で必要なものを買い、ジュンク堂にこもっていろんな本を立ち読み(ジュンク堂は立ち読み用の椅子が置いてあるので、正確には座り読みですね)していました。大学生のときは平日昼間学校帰りに行けるので、混雑気味の土日と違い結構空いていたのもよかったのです。
そんなBALですが、2013年1月から改装工事に入り利用することができなくなっていました。一部のジュンク堂や無印良品は近くにスペースを借り小規模に営業はしていましたが、やはりBALのお洒落で落ち着いている雰囲気が良かったので、再オープンを心待ちにしていました。
以前から2015年夏リニューアルオープンと明らかにされていましたが、この度ついにリニューアルオープンの日が発表されました!
ということで、あと2ヶ月弱ですね。2015年8月21日を首を長くして待ちたいと思います。
ところで、リニューアルするBALはリニューアル前と何が違うのでしょうか?
プレスリリースより
リニューアルのポイント1:延床面積が倍増!
1番大きい点として、建物の高さは8階建てから6階建てへと2階分少なくなるものの、以前は9,400㎡だった延床面積は今回のリニューアルで2倍の約18,500㎡になります。これはリニューアル時に、これまで建物があった土地だけでなく周辺の土地も含めて建物を建設したためです。
ちなみに、近くにある河原町OPAが延床面積19,656㎡、京都マルイの建物(マルイと上階の飲食店街を含む)が12,625㎡ということで、河原町OPAとほぼ同じスペースを持つ以前よりかなり大きなファッションビルへと変身するようです。
リニューアルのポイント2:梶井基次郎『檸檬』にもでてくる「丸善 京都本店」が出店
以前京都にあった「丸善 京都本店」は2005年に閉店しました。閉店を惜しんで梶井基次郎『檸檬』のクライマックスシーンよろしく、何人もの人が店内にレモンを置いていったというニュースが話題になりましたね。その丸善がBALの中に出店し、『檸檬』の舞台も復活することになります。
改装前のBALには丸善と同じ系列のジュンク堂が出店しており、改装中も近隣でスペースを借りて営業していましたが、こちらは今回の丸善出店に伴って閉店となるようです。ジュンク堂が無くなるのは残念ですが、こちらは四条富小路にあるもう一つジュンク堂に集約するということでしょう。
リニューアルのポイント3:広くなるスペース、でも店舗数は絞る
改装により広くなるBALは本来100店舗ほどが入居できるスペースがあるものの、あえて店舗数を33店舗に絞って大型店舗を多く設置することで、ブランドの世界観が感じられる余裕のある空間となるようです。国内最大規模となる「Ron Herman」や、他の大型店として「TODAY'S SPECIAL」「RACHEL ASHWELL SHABBY CHIC Couture」などが出店。また、国内初出店となる「THE CONRAN SHOP」や関西初出店となる「CABaN HAYAMA」などの出店も予定されているようです。リニューアルにより面積が増えることで改装前の雰囲気が損なわれることを少し危惧していたのですが、店舗の設置にもポリシーを持ち他の商業施設と差別化を図るようで、どのようなファッションビルとなるのか楽しみですね。
プレスリリースより
まとめ
そんなわけで、2015年8月21日にリニューアルオープンする京都BALの紹介でした。
きっと改装前より素敵な場所に生まれ変わってくれることでしょう。大きく変わるBALを楽しみに待ちましょう!