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巨大迷路を脱出した先にあるものは……「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」を観に行く

「メイズ・ランナー」シリーズ2作目の「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」(原題:「Maze Runner: The Scorch Trials」)を観てきました。迷路のなかを激走していた前作に引き続きメイズ・ランナーを名乗っていますが、今作でもまたしても迷路を走るのでしょうか?そして最終作・メイズ・ランナー3はどうなるのでしょう?ネタバレ無しです。
 

前作のあらすじ

前作「メイズ・ランナー」(原題:「The Maze Runner」)の記事はこちらです。
メイズ・ランナーは、その名のとおり、目覚めると高い壁に囲まれた空間に閉じ込められていた主人公をはじめとする少年たちと1人の少女が、毎日一定の時間だけその空間から侵入できるようになる巨大迷路の中を縦横無尽に駆けまわり、襲ってくる不気味なモンスターにおびえながらも、協力して少しずつ謎を解き、ついに迷路からの脱出を果たすところまでが描かれました。
 
なんとなくシリーズ全体の背景にはいろいろあることがほのめかされながらも、映画1作目単体ではわけも分からず放り出された迷路からの脱出が唯一のテーマであり、一本道のストーリーを主人公たちの視点からひたすら追いかけ、迷路をぬけ出すというカタルシスを味わうという、子供から大人までが素直に楽しめる実にわかりやすい映画でした。

今作のあらすじ

今回の「メイズ・ランナー2」では、前回とは打って変わってストーリーは大きく広がり、展開していきます。
 
前作で無事迷路を抜けだした主人公たち。ヘリコプターによって救助され、砂漠の中にある基地へ移送されます。その基地には、主人公たちと同じように迷路を抜けだした少年少女たちが大勢保護され暮らしていました。そこでは、毎夜その中から選ばれた数人が、「新たな人生」を送ることができる場所へ行くことができるという仕組みがあります。「新たな人生」を送れる場所とはどこなのか、その場所へ行った少年少女が二度と帰ってこないのはなぜなのか、疑問を持った主人公たちが内情を探っていくと……
 

感想

前作の最後でちらっと触れられていたとおり、シリーズ全体の世界観である、ウイルスが蔓延し、地球は太陽の熱にさらされて広範囲が砂漠化し、そしてそのなかで人類の派閥が対立しているという状況において、主人公たちが躍動していきます。メイズ・ランナーというタイトルを引き継いでいますが、1作目とは違いもう迷路は走りません(笑)。
 
前作は特殊な状況における冒険・脱出が主眼であったのに対し、今作は壮大な世界観が明らかになっていき、よくあるSF映画としての色合いが濃くなっていると感じました。その分、前作から一気に内容が広がりすぎて、物語が散漫になっている印象があります。しかし、主人公たちの置かれる状況や立場が明らかになり、最終的な目標も見えてきたことで、いよいよ次回の最終話が待ち遠しくなってきます。そんなわけで3部作の真ん中の作品としては、これでも良いのかもしれません。
 
物語の展開としてはベタな感じで、意外性を求めるというよりはむしろ安心感を持って観ていられるという映画です。単純に映画のストーリーを楽しむのが良いのではないでしょうか。前作を観ていなくてもそれほど問題はないと思います。そんなわけで、SFをテーマとした娯楽映画を楽しみたいときにオススメできます。
 

次作「メイズ・ランナー3」はどうなる?

全3作のメイズ・ランナーシリーズ。今作が2作目であり、次作が最終の3作目となります。映画版で一応のエンディングを迎えるであろうメイズ・ランナー3(原題:「Maze Runner: The Death Cure」)ですが、アメリカでの公開は2017年2月17日が予定されています。スケジュールどおり行けば、日本でも2017年3月ごろに公開されるのではないでしょうか。メイズ・ランナー3が観れるのは早くとも1年半後となりますが、楽しみにしておきたいと思います。
 
ちなみに、映画の元ネタである小説では、この3部作以前を描く小説を含め、5作目の出版が予定されているようです。
メイズ・ランナー (角川文庫)

メイズ・ランナー (角川文庫)