5月14日に京都・三条会商店街で開催された、西日本最大の地ビールイベント「地ビール祭京都2016」に参加してきました。
商店街で行われる手づくり感のあるイベントですが、全国の地ビールとおいしい食べ物が満喫できる、ビール好きには天国のようなイベントでした!
三条会商店街とは
地ビール祭京都2016が開催されたのは、京都市内を通る三条通のうち堀川通から千本通間約800メートルの区間にあり、京都市内で最長のアーケードを持つ三条会商店街です。
アテネオリンピックのマラソンで金メダルを受賞した野口みずき選手が、雨の日にこのアーケードを利用して練習をしていたことでも有名です。
寺町通や新京極通のような京都市中心部の繁華街にある商店街とは異なり、地元に昔からある懐かしい感じのする商店街です。
地ビール祭京都とは
そんな三条会商店街でここ数年開催されているのが、西日本最大の地ビールの祭典である「地ビール祭京都」です。
三条会商店街のアーケード内に京都・関西をはじめ全国35のブルワリーが集まってそれぞれの地ビールを提供するとともに、商店街のお肉屋さんや魚屋さん、パン屋さんなどもそれぞれのお店ならではのフードを提供し、一日限りで商店街がビールの楽園となるイベントです。
今年も「地ビール祭京都2016」と題し、2016年5月14日(土)に過去最大の規模で開催されたこのイベント。去年は開催を知ったときには終わっていて参加できなかったので、一年越しの想いをかなえに参加してきました!
地ビール祭京都2016に参加してきた
午後3時、近くの液に友人と待ち合わせ、念願の地ビール祭京都2016に向けて出発。
この日は天気もよくまるで夏のような気候で、なんともビール日和です。周りには地ビール祭のものと思われるビールを手にした人が歩いており、テンションが上がってきます。
待ち合わせ場所から10分程度で、三条会商店街の東端・三条堀川に到着です。
この時点で、すでに商店街のアーケード内はなかなかの人混み。各ブルワリーのブースに行列ができています。
早速ビールを注文!……の前に、まずはビールチケットを購入する必要があります。
ビールは1杯400円で、共通のプラカップもしくは別途購入するグラスに入れてもらえます。ビール1杯あたりの量は240mlとのことで、お店で飲んでもそれなりの値段がする地ビールであることを考えると、かなり良心的な設定だと思います。
ビールチケットの列に並んで数分、とりあえず5枚(5杯分)のチケットを購入しました。
いよいよビールを購入します。記念すべき1杯目は、最近雑誌などでも取り上げられて有名になっている京都醸造さんです。
さすがに人気のブルワリーなのか、京都醸造さんの列ではこの日最長の10分程度並びました。残念ながら飲んでみたかった「二度目まして」という銘柄が私の手前で無くなってしまったので、「一意専心」という銘柄をお願いします。
乾杯!
IPAなので華やかなホップの香りが強く、自分の好みとも合う味で美味しい!昼間に外で飲むビールはいいですね。
あっという間に飲み干して、2杯目へ向かいます。
2杯目は、MARCAさんの「IPA No3」という銘柄をいただきます。またしてもIPA。好きなのです。うまい。
ビールを飲むと、おつまみも欲しくなってきました。ちょうどMARCAさんの列に並んでいるときに、列の横で販売されていたソーセージがとても魅力的だったので、購入。ハーブがしっかり効いている本格的なソーセージで、IPAとのコンビネーションも最高でした!
いや~幸せですね〜。
この後もう一人の友人と合流し、ふたたび乾杯!
チケットも、もう5枚追加しました。
大人たちがビールを楽しむ間、商店街の中にある公園は子供たちでいつになく賑わっています。
ちなみに、ビールの列に並ぶときは最後尾の人がこういった看板を自分で持ちます。自分の後ろに並ぶ人に渡していくわけです。このあたりも、商店街が主催する手づくりな感じでいいですね。
いろいろなブルワリーから多種多様なビールを調達し、順次味わっていくという、夢の様な流れ作業です(笑)。
それぞれに個性があって美味しい。
商店街のお店が売っているおつまみも、どれもビールに合って美味しいです。
途中でピザを食べたり……
ミートショップヒロのコロッケを食べたり……
もう一度ピザを食べたり……
いやはや、最高でした(二回目)。
イベント自体は午後12時半から8時まで開催されていましたが、午後7時をまわって日が暮れてきたころ、心地よい風を感じつつ大満足で撤退しました。
飲んだ地ビールたち(忘備録)
結局、結構がんばって(笑)全部で10杯の地ビールをいただきました。どれも個性的で本当に美味しいビールでした。地ビールは一般的なラガービールとくらべてアルコール度数が高いものが多いため、普段ビールを飲むときよりもまわりが早かった気がします。
- 京都醸造「一期一会」
- MARCA「IPA No3」
- 六甲ビール醸造所「限定IPA(名称不明)」
- いわて蔵ビール「山椒エール」※本当に山椒の味がして意外な美味しさ!
- 梅錦ビール「アロマティックエール」
- ヤッホーブルーイング「僕ビール、君ビール よりみち」
- ナギサビール「ペールエール」
- 大山Gビール「ヴァイツェン」
あと2種類は失念……。
「地ビールスタンプラリー」がはじまります
ここまでを見て、地ビール祭京都2016に行けばよかったなー……!と感じたみなさまに朗報です。地ビール祭京都の実行委員会が主催する、「地ビールスタンプラリー」がはじまります!
これは、京都市や近郊の地ビールを提供するお店が提携し、対象のお店で地ビールを飲んでスタンプを集め、5つ集めるとプレゼントがもらえるというキャンペーンです。
地ビール祭京都2016に行けなかった方も、地ビール祭京都2016の余韻を楽しみたい方も、地ビールスタンプラリーに参加してみてはどうでしょうか?
まとめ
以上、5月14日(土)に西日本最大の地ビールの祭典「地ビール祭京都2016」のレポートでした。
ビール好きにとっては、一般的なラガービールでなく、それぞれが個性と特徴を持ったクラフトビールをたくさん味わうことができ、本当に天国のようなイベントでした。来年もぜひ参加したいと思います!
ビールのイベントといえば最近ではオクトーバーフェストが各地で開催されていますが、多種にわたるビールを楽しめること、フードを含めて手頃な値段であることから、今回の地ビール祭は本当にいいイベントだなと感じました。
ひとまず私は地ビール熱に火が着いてしまったので、地ビールスタンプラリーに参加してこようと思います!