京都の日々々記

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「大黒ラーメン 東福寺店」で、昔ながらの京都ラーメンを食べる

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昔ながらのホッと安心するラーメンが食べたくなって、オールドスタイルな京都ラーメンが食べられる、「大黒ラーメン 東福寺店」さんに行ってきました。

 

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大黒ラーメンとは

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大黒ラーメンさんは、隠れラーメン激戦区である京都・伏見桃山に本店を構えるラーメン屋さんです。

 

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今回は本店とほぼ同じスタイルで営業されている、大黒ラーメン 東福寺店さんを訪ねました。

 

京阪とJRの東福寺駅からすぐのところにあるお店は、建物や内装、店員さんの佇まいも含め、最近の小洒落て気取ったラーメン屋さんとは真逆の昔懐かしい感じです。お店の中は意外と広めで、席はカウンターよりもテーブルが多く、テレビでは野球がかかっているなど、ラーメン屋さんというよりは食堂のような雰囲気があります。

もっとも、観光名所である東福寺に近いことから外国のお客さんも多いようで、お店の前と中いずれにも英語のメニュー表記があり、今回訪れた際も外国の方がラーメン&ライス&ギョーザのフルセットでお食事中でした。(観光客ではなくこの辺りの方かもしれませんが。)

メニューはラーメンとライスとギョーザが中心で、後はいくつかのトッピングと飲み物といったシンプルな構成です。ちなみに、東福寺店では置かれていませんが、本店にはチャーハンもあります。

 

昔ながらの京都ラーメン

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そんな大黒ラーメンさんのラーメンは、まさに昔ながらの中華そばといった趣があるラーメンです。

今回はラーメンの大盛りを注文しました。ちょうどテレビに映っていた阪神タイガースの試合を見ながら5分ほど、大きな鉢に入ったラーメンが到着しました。

ラーメンは、麺にスープとチャーシュー、もやし、ネギという構成です。スープはベーシックな京都ラーメンらしく、豚骨と醤油がベースとなっていますが、醤油の風味よりもむしろ塩分の主張が強いことから、多くの中華そばと同じようにもともとは力仕事で失った塩分を補給する意味があったのかなと思われます。

チャーシューは赤身が多めでしっかり肉感があるもので、もやし・ねぎの食感と風味がうれしいです。

 

びっくりするようなおいしさというわけではないですが、食べていて安心でき、ときどき思い出したように食べたくなるおいしさですね。

 

良心的なお値段

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オーソドックスな京都ラーメンを食べられる、大黒ラーメンさん。その魅力は味だけではなく、その値段にもあります。

大黒ラーメンさんは、ラーメンの値段が上がり続けている現代において、なんとラーメン一杯500円です!(今回頼んだ大盛りは630円でした。)

さらに、会計時にはかならず翌月末くらいまで使える期限付きの100円割引券までいただけます。毎月行けば永遠にラーメンが400円で食べられるという、素晴らしいエコシステムです(笑)。

 

昔ながらなところは、ラーメンの味だけでなく、お値段もなんですね。うれしいことです。

 

まとめ

以上、京都のオールドスタイルなラーメンが食べられる、大黒ラーメン 東福寺店さんの紹介でした。

下町に昔からある気取らないラーメン屋さんで、外れることのない安定したラーメンを安く食べられる、そんな意味でなかなかぜいたくなお店です。

 

東福寺店も本店も、観光のついでに訪れやすい場所にあるので、東福寺や伏見を観光するときに寄ってみるのもいいかもしれません。

また、最近は京都駅近くの第一旭新福菜館が観光の方を中心にとても混雑しているので、オーソドックスな京都ラーメンを味わいたいなら、並ばずに美味しい京都ラーメンが食べられる大黒ラーメンさんは実は穴場だと思います。

 

手ごろに安心できるラーメンを食べたいときは、ぜひ大黒ラーメンさんに行ってみてください!

 

 

 

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