洋食において冬の味覚といえば、ぷりっぷりで旨味たっぷりなカキフライです。
金閣寺からも近い場所にある洋食屋「おおさかや」さんは、カキフライに関しては京都一有名といってもいいお店です。
いったいどんなカキフライが食べられるのか、行ってきました。
洋食屋「おおさかや」
洋食屋「おおさかや」さんは、千本北大路の交差点に店を構える洋食屋です。
いわゆる街の洋食屋的なお店なのですが、こちらは冬限定のカキフライでひときわ有名なのです。
前々より一度訪ねてみたいと思っていたのですが、たまたま近くに行く用事があったことからようやく来れたのでした。
というわけで入店。開店すぐの時間でしたが席はほぼ埋まっており、人気さが伺えます。
店内はテーブル席を中心に20席ほど。山小屋のような雰囲気もある店内は、お店の歴史を感じさせながらも清潔な印象。ご夫婦ともう一名がせわしなく動かれています。
メニューは大変豊富(上記写真以外にもあります)で通常なら迷うところですが、今回は事前に決めていたとおり、カキフライとハンバーグの定食(1,030円)でお願いします。
お店はとても混んでおり、あとから来た方は待合椅子や店外で待たれています。
私の注文も出てくるまで40分程度かかりました。
おおさかやの「カキフライ&ハンバーグ定食」
ようやく、待ちに待ったカキフライ&ハンバーグが到着です。山盛りのカキフライと、メインの片割れとしては十分なハンバーグが乗っています。これ以外に盛りのいい野菜とごはん、お味噌汁、小鉢、漬物、そして別皿のタルタルソース。見るからにかなりのボリュームです。
おおさかやさんの真骨頂たるカキフライは、なんとなかなか大ぶりなサイズが6個も!ちなみに、ハンバーグなしのカキフライ定食だと、カキフライが10個乗っています。すごいインパクトですね……。
まずはカキフライからいただきます。大ぶりのカキフライは、サクッと揚がった衣とカキが合い、揚げ方のせいなのかあまりしつこさを感じずに食べられます。たまたまなのかもしれませんが、カキ自体も濃厚な旨味を感じるタイプではなく、ジューシーさはありつつもさっぱりとした味で、食べ飽きることなく次々と口に運べます。
別皿で出てくるタルタルソースは、ソースの具材感も残っているタイプで、量もたくさんあり、タルタルソースが足りない!ということはありません。
もう一つのメインであるハンバーグは、外はやや堅く、中は柔らかいというタイプ。甘さと少しの苦さがあるデミグラスソースで美味しくいただけます。
メイン以外も、しっかり量があるサラダや大きなレモンなど、不足を感じない定食で満足&満腹になりました。
小食の方なら、お昼に食べれば晩御飯は不要なボリュームでした。ご飯の量を減らすこともできるので、お腹に合わせて相談しましょう。お店の近くに佛教大学がありますが、これなら体育会系の学生さんも大満足ですね。
まとめ
以上、山盛りカキフライに大満足な洋食屋「おおさかや」さんの紹介でした。
少し待ち時間がかかるお店なのですが、会計のときに店主の方から「遅くなってごめんねー、いってらっしゃい!」という言葉をいただき、なんだかほっこりとした気持ちになりました。
暖かないいお店だと思います。ぜひ、冬の間にカキフライ欲を満たしに行ってみてください!