京都の日々々記

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リーズナブルでお腹いっぱいになる、神戸の有名インド料理店「マドラスキッチン」

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神戸のインドカレー店の中でも、食べログでひときわ高評価を得ているのが、神戸・三宮から少し歩いたところにある「マドラスキッチン」さんです。

カレーを食べ歩いたり、自炊でスパイスカレーを作ったりしている今日この頃、本場のカレーを試してみるために訪れてみました。一人でインド料理屋さんに入るのは初めてです。

 

神戸の有名インド料理店「マドラスキッチン」 

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マドラスキッチンさんは、三宮にある人気のインド料理店です。

個人的に今までインド料理点に行ったことは数えるほどしかなく、また一人で行ったことはありません。しかし、最近カレーにはまり、いろいろなカレーを食べ歩きたい欲求がでてきていたところでした。

神戸に行く用事ができたので、神戸といえばモスクがあったり中華街があったりとエスニック料理店も充実しているよなーなどと考えながら、食べログを閲覧。その中でマドラスキッチンさんを見つけ、高評価なこともあって一度訪ねてみることにしたのでした。

 

マドラスキッチンの「Bランチ」

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マドラスキッチンさんは、南インド料理を売りにしているお店です。

日本にあるインド料理店は、バターチキンカレーやナン、タンドリーチキンをはじめとした北インド料理がメインになっていることが多いので、南インド料理を掲げているマドラスキッチンさんはどちらかといえば少数派ではないでしょうか。

とはいえ、多くのインド料理店と同じく、そこまで厳密に北インド南インドといった区別をして、南インド料理だけを提供するという感じでもなさそうです。

 

近年は日本でも南インド料理が少し流行ってきているようで、ナンやチャパティなど小麦粉で作ったパンと、乳脂肪たっぷりなこってりしたカレーが多い北インド料理とは違い、お米と一緒に食べるさっぱり目なカレーが多い南インド料理は日本人の口に合うようです――が、インド料理の区分はとても複雑かつインド料理自体が相当な「沼」みたいなので、この辺にしておきます。

 

インド料理店にありがちな、少し薄暗くて入りにくい入り口。扉を開けて店内に入り、着席。

マドラスキッチンのメニュー
マドラスキッチンのメニュー

メニューを見つつ、今回はリーズナブルなランチメニューのBセットと、+100円のチャイを注文します。

注文してから気づきましたが、ナンとチキンカレーということで、どちらかといえば北インドなメニューですね……。

南インドミールスもメニューにあるのですが、こちらは少し高めの値段。また、マドラスキッチンさんでは、インドの炊き込みご飯などと呼ばれるビリヤニも有名なようですが、これまでビリヤニを食べたことがないので、今回はオーソドックスなメニューにしました。 

 

テーブルにはバナナの葉っぱ風のテーブルマットが引いてあってちょっとかわいい。南インドでは定食(ミールス)をバナナの皮をお皿にして提供するようですね。

店内では液晶テレビでインド映画が流れ、店員さんもインド人。異国感があっていいですね。

 

待つこと10分ほどでBセットが到着しました。

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Bセットはナン、ライス、キーマカレー、ベジタブルカレー、タンドリーチキン、そしてサラダという組み合わせです。

まずナンをいただきます。ナンは薄めですがサクッとした食感と小麦の味がおいしく、「さすがタンドリー窯で焼いたナンは違うなー」という印象。カットされているのでわかりにくいのですが、相当巨大です。

続いて2種類のカレー。キーマはチキンが使われており、鶏のうまみも感じる一方で、しっかり塩が効いています。トマトや玉ねぎ、にんにくや生姜などがベースの、ザ・インドカレーという味わい。

もう一つのベジタブルカレーは、野菜と豆がたっぷりで滋味深い味わいです。こちらも塩分しっかり。最近スパイスカレーの自炊にはまっているのですが、インドカレーのレシピ本によく「塩はしっかり効かせること」という文句が出てくるので、「塩を効かせるとはこのことか!」という感動がありました。(笑)

タンドリーチキンは、想像していたのと少し違い、トマトとにんにくが効いた甘辛酸っぱいソースがかかっていました。タンドリーチキンは、色合い的にインド料理らしく食紅が入っているようで、「現地っぽい!」とまたもや興奮。(笑)

 

巨大なナンと、巨大なナンがあるにもかかわらず提供されるライスを中心に食べすすめ、「カレーの量に対して炭水化物が多いなー」と思いつつも、「そういえばインドでは日本よりも少量のカレーで大量の炭水化物を食べると読んだなー、本場っぽい!」などと考え、インド料理店らしさを感じて楽しみながらおいしくいただきました。

食後のチャイをいただきながら一服。 大きなナンとライスでお腹いっぱいです。 

 

まとめ

総じてマドラスキッチンさんは、外食としてのインド料理を提供するレストランとして、オーソドックスなメニューを一定以上の品質で提供されていると感じました。

これはあくまで、メニューの中でもっともベーシック(と思われる)なBセットを食べただけの感想なので、ビリヤニミールスを食べたり、ディナーで訪れていろいろ食べてみたりすると、大きく印象が変わるかもしれません。

次はマドラスキッチンさんのビリヤニに挑戦してみたいと思います。

 

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