先日、京都駅八条口に京都ならではのお店を集めたエリアとして「京都おもてなし小路」がオープンしました。今回はその中の「竈炊きたてごはん土井」に行ってきたので、併せてレポートしたいと思います。
新しくできた「京都おもてなし小路」
そんな京都駅八条口ですが、最近駅ナカのお店が並ぶエリアである「アスティ京都」の一部が、京都おもてなし小路としてリニューアルされました。しばらく工事をしていたのが、突然きれいおしゃれな感じになっていたのでびっくりしました。
少し前には西側に隣接する近鉄が運営する「近鉄名店街みやこみち」も改装されたこともあり、これまでは良くも悪くもさほど特徴のないお店が並ぶエリアでしたが、これらのリニューアルで八条口一帯が「京都っぽい」感じに生まれ変わっています。
京都おもてなし小路のお店
新しくなった京都おもてなし小路には、これまでのどこにでもある駅ナカという感じから変わって、聖護院八ッ橋総本店の新ブランドnikinikiのお店や、七味などを販売する原了郭、抹茶でお馴染みの福寿園、京都では有名な回転寿司の寿しのむさしなど京都らしいお店が入居しています。またイノダコーヒーがこの場所にできたのは、観光される方にも訪れやすく便利なのではないでしょうか。内観自体も他のエリアとは違って少し薄暗く、町家が並ぶような装飾になっており、いかにも京都っぽい感じですね。
京都おもてなしにできたお店は以下のとおりです。
かまど炊きごはんが食べられる「竈炊きたてごはん土井」に行ってきた
その中で、今回は晩ごはん時に訪れたこともあり、竈炊きたてごはん土井さんに入ってみました。
京都おもてなし小路のお店は、土井志ば漬本舗さんの本店に併設されているお店の二号店となるようです。店名のとおり、かまどで炊いたごはんと自家製のお漬物を中心に和風のおかずとのセットがいただけます。
今回は、「甘きつねと九条葱の卵とじ膳」を注文しました。お値段は1,350円。これだけを見ると少し高いようにも感じますが、この「お膳メニュー」というセットメニューを注文すると、店内にあるビュッフェスペースを自由に利用できるようになり、またごはんとお味噌汁も食べ放題という仕組みになっています。
ビュッフェスペースには土井志ば漬本舗さんが誇る5種類程度のお漬物や、数種類のおばんざい、そして生野菜サラダとデザートの紫蘇ゼリーなどが置かれており、食べたいだけ取ってきていただくことができます。
メインのおかずである甘きつねと九条葱の卵とじは、甘辛に炊かれたおあげと九条ねぎ、そして卵が絡み合い、ごはんに合う味付けでした。出汁もきいていて、優しい味です。京都でいうところの衣笠丼の上ですね。
今回写真を撮るのを忘れていたのですが、ビュッフェもいろいろ種類があり、かまど炊きのごはんも美味しいので飽きることなく食べ進めることができます。ビュッフェのおかずもそれなりなのですが、お漬物はさすがにお漬物やさんのお漬物ということで美味しく、私もついついかまどだきのごはんをおかわりしていただいてしましました。
個人的にはサラダにドレッシングをかけるのではなく、サラダとジューシーな水茄子のお漬物を一緒に食べるのがとても美味しかったです。
定食の値段と考えると高いのですが、おなかをしっかり空かせてごはんとビュッフェを楽しめば、決して高くはないと思います。こちらでお漬物の味見をしてから、お土産のお漬物を選んでもいいかもしれませんね。
お漬物って塩っ辛いのに食べ放題でそんなに食べられるのかなぁと思っていましたが、案外それほど辛くもなくたくさんいただけました。むしろ普段それほどお漬物を食べないので、何か新鮮な感じでした(笑)。観光向けのお店に思えますが、そんなわけで実は京都にお住いの方にもオススメです。
まとめ
ということで、新しくなった京都おもてなし小路と、かまど炊きごはんとお漬物を堪能できる竈炊きたてごはん土井の紹介でした。京都駅八条口という、観光にも非常に便利な場所にできたスポットであり、新幹線を待つ時間などにも利用しやすいと思います。
八条口を通る際は、ぜひ京都おもてなし小路を訪れてみてください!