Apple Musicがリリースされてしばらく経ちましたが、Appleが提供するもう一つの音楽の有料サービス・iTunes Matchの便利さについて、改めて書いておこうと思います。
iTunes MatchはiPhoneの容量を喰わない音楽プレーヤーであり、またデータ転送の手間を一切省いてくれることからも、個人的にとても便利だと感じています。まさにクラウド時代の音楽プレーヤーという感じですね。特に、ずっとiPod Classicを使ってきたけど販売終了してしまった……これからどうしよう？という方にはオススメです！
iTunes Matchとは
機能としては、ローカルに保存している個人の音楽ライブラリをiTunes Storeの音楽データベースと照合し、どちらにも存在する曲についてiPhoneやiPadのミュージックアプリや、MacやWindowsのiTunesソフトからストリーミング再生ができるというものです。
また、ローカルに保存している曲でiTunes Storeで取り扱っていないものについては、通常の使用では問題にならない程度の容量と曲数の制限はあるものの、自動でクラウドにアップロードし同様にストリーミング再生ができます。
長いのでもっと砕いていうと、個人で所有するミュージックライブラリのすべての曲をクラウド経由で(インターネットさえ繋がっていれば)どこでも自由に聴けるようになるとあうことです。
まさに、いつでもどこでもインターネットに繋がっていることが当たり前となった時代にふさわしいサービスではないでしょうか。
iTunes MatchがiPod Classicの代わりになる？
自分の音楽ライブラリをまるまる持ち歩きたい人にとって長年必須だったのがiPod Classicです。年々内蔵されるハードディスクの容量が増加し、最終的には160GBもの音楽を持ち歩くことができるデバイスでした。
そんなiPod Classicでしたが、先日ついにディスコンとなり、iPodシリーズではiPod touchのーGBが最大容量を持つ音楽プレーヤーとなりました。iPod Classicは純粋なミュージックプレーヤーでしたが、iPod touchはiPhoneの電話機能を外したバージョンであり、iPod ClassicのようにiPhoneと2台持ちをするのには向いてなさそうな感じ。
そんなころ発表されたのが、iTunes Matchでした。
iPod Classicの代わりにiTunes Matchを使ってみて感じたこと
自分の音楽ライブラリを全て持ち出したい私は、ずっとスマートフォンとしてのiPhoneとミュージックプレーヤーとしてのiPod Classicの2台持ちをしていました。ですが1年ほど前、iPod Classicの動作が不安定になってきたことと、ちょうどiTunes Matchが公開されたことから、思いきってiPhoneの1台持ちに切り替えました。
この決断にあたっては、iPhoneを常に触りながら音楽も聴くということになるため、バッテリーの持ちや通信容量の増大など不安な部分もありました。ですが実際使ってみると、バッテリーこそ若干減りが早くなったもののどのみち持ち歩いているモバイルバッテリーで充電できること、また音楽も案外毎日そのときハマっている曲を聴くため、クラウドからiPhoneに読み込んだキャッシュから流しているのか、多少転送量は増えたものの思ったほどの影響はありませんでした。
それよりも、2台持ちのときはそれほど感じていなかった2台持ちの煩雑さが解消されたメリットの方が大きい感じです。
まとめ
そんなわけで、最高に便利な音楽サービスiTunes Matchの紹介でした。
iTunes MatchもApple Musicと同じく有料(年額3,980円)ですが、従来のiPod分の料金を使用期間に応じて支払うと考えれば、決して高くはないと思います。私の場合もうすぐiTunes Matchの更新時期が来るので、もう一年更新しようと思っています。
便利に音楽を聞きたい方、そしてiPod Classicが無くなって悩んでいる方には、ぜひiTunes Matchをオススメします！
